こうすれば人は動いてくれる 人を動かす ボブ・バーグ 人が動くメカニズムを知れば成功できる![書評]

「どうすれば子どもたちは楽しく勉強するんだろう?」

私の頭には常にこの疑問があり、答えを探し続けています。一つ答えを見つけたとしても、他にはないのかと別解を探し始めます。なぜなら人間は一人ひとり違うから。勉強に取り組むモチベーションも違うはずだから、たくさんの解を常に用意しておきたいのです。

そんな思いを抱きながら、ふらりと入った書店でこんな本を見つけました。

魅力的なタイトルの下に、、、、大量の…やぎ?どういうことですか、サンマーク出版さん?

疑問に思いながらも、ピンと来たところがあったので購入して読んでみたら、気付き大量。とんでもない良書でした。

(Amazonの写真には、ヤギさんがいないようです。これはこれでちょっとさみしい)

そこで今日の記事では、「はじめに」から「第一章」に書かれていた、人を動かすための基本的な考え方、極意をご紹介します。

 

・人を動かす技術の神髄とは

「真の強者とは、自分の感情をコントロールして敵を味方に変える人のことだ」

筆者が父親から聞いた古くからの格言。

強者と言われると、誰かと戦って勝てる人、しかも連戦連勝できる人を想像しませんか?違うのです。敵を倒してしまうと相手に負の感情を残すことになります。敵を味方に変えられる人は、相手にプラスの感情を与え、協力者にします。こういう人こそ最強なのですね。

 

「成功は一割の専門技術と九割の人間関係にもとづく」

こちらも古い格言からの引用です。

えええ、専門技術はたったの一割・・・ですか・・・

たしかに専門技術は大切ですが、一割の比率である専門技術を学ぶよりも、九割の人間関係を学び、周囲の人々を大切にすることが成功の近道といえそうです。

だから、人を動かす技術が求められるのですね。

 

・人は感情に左右され決定を下す

人が動く感情とは大きく二つに分けられます。
①快楽を追い求めるため
②苦痛から逃れるため

どんなに「自分は理性的だ」と思っている人でも、決定を下すときは必ず感情で決めていて、その感情はこの二つのどちらかです。

勉強をする理由も、「いい点を取る達成感」という快楽を求める人と、「赤点をとる恥を避けたい」「親に叱られたらやばい」(子どもにとって親から勘当されたらすなわち死を意味します)等々・・・たしかに大分すれば快楽か苦痛かのいずれかです。

 

・感情的な決定に論理的な理由をつける。

理由付けとはもっともらしいうそをついて自分を納得させること。
本当は「おこられたくな〜い」とか「恥をかくのはイヤ!」とか「あの子よりいい点を取って優越感を得たい」だけれど、「将来のために」とかっこいいことを言いながら勉強をするわけですね。

 

・対応と反応を意識しよう

講演家のジグ・ジグラーによると、人から何かを言われたりされたりするとき、人は「対応」か「反応」をする。反応ではなく対応することを心がけることが人間関係を円滑にするコツなのだそうです。

「対応」は理性的でポジティブ、「反応」は感情的でネガティブです。何かが起きたときに、かっとなって「反応」すれば事態に振り回されることになります。おちついて「対応」すれば事態をコントロールすることができます。感情にまかせて反応するのではなく、冷静に「対応」できることが大切。
究極的に、人々は「快楽を追い求めるため」か「苦痛から逃れるため」のどちらかの理由で「対応」するか「反応」する。その「対応」か「反応」の大半がプライドと関わっているのです。

 

 

人が動く原理を知れば成功に近づく

ここまでをまとめると。

・人は感情に左右されて動く

・だからこそ自分自身は感情をうまくコントロールして「対応」する

ことが重要なのです。

まだ「はじめに」から第一章までしか読んでいませんか、示唆に富み、学びの多い本です。生徒さんへの学習指導にはもちろんですが、親御さんとの話し合いや、ビジネス上での交渉等々にも使えそうな理論や考え方がたくさんあります。

ビジネスマンの皆さんも、きっと仕事で部下の方を動かしたいときに、上司に話を聞いてもらいたいときに、使える考え方がたくさんあるでしょう。
自信を持っておすすめします!

 

 

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