子どもに勉強の自信をつける方法 自信を与える親の言葉接し方

 

「子どもには自信をつけてほしい」「できれば、勉強を好きになってほしい」というのが親の常なる願いではないでしょうか。

それなのに、一生懸命頑張っているのに、いつも成績がよくなかったり、自信がなく、いつもマイナスなことを言っていると、なんだか心配になりますよね。

自信を与えるのは難しそうに見えますが、実は小さなことを積み重ねることで、お子さんの自信や勉強に対する取り組み方は変わっていきます。

そこで今日は、お子さんに勉強の自信を与える言葉、接し方をご紹介します。

 

話をきく

自信がない時というのは、感情がマイナスに傾いている時です。

普段から自信がないのではなく、この頃急に自信をなくしたようだ、最近なんだか様子がおかしい、ということであれば、まずはじっくり話を聞いてみましょう。

マイナスなことで頭がいっぱいになっていると、それしか考えることができなくなります。大人も子どもも同じではないでしょうか。

そこで、まずは頭の中にあるもやもやを発散します。

話したり書いたりして自分の中から出すことで客観視でき、冷静に考えることができるので、それだけでも気持ちが楽になりますよ。

 

感謝する・喜ぶ

ほめるのも大切です。しかし、ほめる以上に効果のある言葉がけがあります。

それは、感謝を伝えることです。ほめるよりも、感謝する。

子どもにとって一番嬉しいことってなんだと思いますか?答えは、親御さんが喜ぶこと。お父さんお母さんが喜ぶことが一番嬉しいのです。

だから、勉強のことで何か気が付いたら、大げさに喜んで、感謝してみてください。

お父さんお母さんが喜ぶことがモチベーションになります。

少しでも勉強するようになったら喜んでみる。

点数がアップしたら「嬉しい!」と伝える。

先生から言われたいいことを笑顔で報告する。

 

子どもは「やめてよー」なんて言うかもしれませんが、影では喜んでいますのでご安心ください。

 

できると信じる

生徒さんの勉強をみていて不思議に思うことがあるのです。生徒が問題を解いている時に、「できないだろう」と思いながら見ていると本当に間違えてしまうのです。

「なんとかなるんじゃないかな」と思っていると、案外何とかなったりするのです。

ピグマリオン効果といって、相手を期待の目で見つめると、その通りになるという心理学の法則があります。

クラスから生徒を数名に選出して、担任の教師に「この子は優秀になるからよく見ておくように」と伝え、しばらくしてから調査したところ、本当にその子達の成績が伸びていたそうです。

選んだ基準に学力は一切関係なく、完全にランダムに選んだのに、そんなことが起こったそうです。

できると信じてお子さんを見つめてください。

これだけならとても簡単にできます。

 

完璧主義は必要ないと教える

自信のない子の共通点は、完璧主義であることです。

完璧主義過ぎて、すべてをきっちりやろうとするから、なかなか手がつけられない。

例えば、問題集も最初から順番にやろうとします。

試験勉強の前にまずはノートを完璧に作りこもうとか、まず教科書を完璧に暗記しようとか、やたらと高いハードルを設けます。「結局できない」を繰り返し、また自信をなくすのです。

さらに、ミスばかりが目について、「自分はなんてダメなんだろう」と思ってしまう。

100点を狙うならそれでもいいのですが、多くの人が100点を狙っていないし、100点を取る必要はないのではないでしょうか。受験なら目標得点があって、それを取ればいい。

 

本番のイメトレをする

自信のない子は、本番に弱いことも多いですね。本番の日は、どんなことをするのかイメージさせてみましょう。

自信のない子は、良くないことばかりを考えて、そうなったらどうしようと考えます。入試なら、自分が全く知らない問題ばかり出て、全く答えられなかったらどうしよう?なんて考えてしまいます。これまで一生懸命勉強してきたのであれば、そんなこと起こるはずがないのに。

これらの不安は、根拠のないものです。

一日をイメージすることで、そんな不安が起こらないことを教えてあげましょう。

 

手紙を書く

重要な局面こそ、でぜひやってもらいたい。それが手紙です。

例えば受験の直前や、部活や習い事の大事な試合の前。自信のない子は、きっと緊張してガチガチになっているでしょう。「できなかったらどうしよう」「怒られるかも」「みんなに嫌われるかも」なんて思っているかもしれません。

こういうときこそ、そばでずっと見てきた親御さんの出番です。

そばで見守ってきたからこそ、わかることがたくさんあるはずです。

「あなたはこんなによくやってきたんだから大丈夫だよ、みんな味方だよ」

こんな内容の手紙を書いてみましょう。

今まで指導した生徒さんに話を聞きましたが、「受験前日に親から手紙をもらって嬉しかった」とこっそり教えてくれました。

 

まとめ

実は、私自身、学生時代はあまり自信がありませんでした。

その原因を大人になって改めて考えたとき、「ああ、完璧主義すぎたなぁ」なんて思うのです。100点を取らないといけないみたいなプレッシャーはありました。ひとつのミスも許されないと思っていたこともありました。

多分、私の親は私に相当な期待をしてくれていたし、いい成績をとったら喜んでいてくれたはずなのですが、子どもの私にはそれがよくわからなかったんですよね。親や先生方から投げかけれられる「もっとがんばれ」は期待の裏返しのはずなのですが、それを「まだまだだからもっと頑張れ」と解釈してしまっていました。

こういうご家庭はうちだけではないと想像します。

だから、感謝や喜びは大げさに伝えてみてください。

 

すぐには効果が出ないかもしれませんが、がっかりしないでください。

小さな変化でも、子どもには確実に伝わります。だって、子どもはみんなお父さんお母さんのことが好きですから。どんな言葉でも嬉しいものです。

小さなことから、コツコツと、ぜひやってみてくださいね。

◆参考文献

大好きな子育て作家さん、曽田照子先生の著書です。照子先生の言葉はいつもやさしくふんわりと心にしみる。頑張っているお母様にこそ読んでいただきたいです。

 

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