「人間いつかは死ぬよ」アルバイト地獄と難病、どん底から這い上がって独立するまでの話

自信がなかった学生時代

実は私、学生時代、まったく自信が無かったんです。

考え方も嗜好も少し、いや、かなり人と変わっているし、身体が弱く、運動がからっきしダメだったこともあり、いじめの対象になったこともありました。小学生の頃、「自分はなんで生きているんだろう?死んだら人はどこに行くの?」というようなことを婉曲的に作文に書いて、担任の先生を本気で心配させたこともありました。

唯一、勉強だけは人より少しだけできた(ような気がする)ので、勉強だけはサボらずにやりました。

勉強そのものが好きだったわけではありませんでしたが、勉強して、難しい問題が解けることや、自分の成績が上がっていくこと、それが数値で可視化されることは、私にとって大きな喜びでした

それ以上に大きかったのは、「自分は努力すれば必ずできるんだ」という感覚を得ることができたことです。きちんと努力すれば、それだけの成果が得られるということを体験できました。実際に、勉強しておいたことで、希望の進学を叶えることができましたし、誰に何を言われても、自分を強く保つことができました。

それらはすべて、勉強のおかげなのです。つまり、勉強することで知識や進学の可能性のみならず、自分に対して自信を得ることができたのでした。

 

アルバイト地獄に難病。生きる意味を探した大学時代

勉強が好きで、「唯一の特技=勉強」だった私でしたが、大学受験で挫折しました。

センター試験後に、そもそもなぜ自分は大学進学するのか、なぜ学ぶのかが突然わからなくなりました。

それまでは「なぜ勉強するのか」など一切考えたことはありません。ただただ、何の疑いもなく勉強し、何の迷いもなく、進学するものだと思いこんでいたのかもしれません。

しかし、自分には夢や目標と言えるものも、勉強の目的と言えるものもなく、挫折感に苛まれたまま、唯一受かった大学へ進学することになりました。進学先では、返済義務のない奨学金を頂けることが決まっていたものの、教科書代や交通費などで生活は楽ではないため、通学に片道2時間かかる大学に通いながら、アルバイトを3件掛け持つ日々。

過労がたたったのか、20歳にして倒れ、入院。完治しない難病が見つかりました。

「私って、何のために生きてるんだろう」

致死率の高い病気ではありませんでしたが、成人式を終えたばかりの自分にとって「完治しない難病」という事実はこの世の終わりのように思えました。

絶望のなか、倒れた時になぜ死ななかったのだろう、なぜ今自分は生きているのだろう?なぜこんなに大変な思いをしているのだろう?それでも生きる意味ってなんだろう?

そんなことを考え続けた毎日でした。

 

誰かの役に立つ生き方をしよう

そんな絶望の淵にいたある日、誰かからメッセージをもらったかのように、ある日突然、ふと気がついたことがありました。

「誰だって、人間いつかは死ぬんだよな。それなら、誰かの役に立つような生き方をしよう!」

自分はいつ何が起こるかわからない…そう思って絶望していたけれど、よくよく考えてみれば、誰しもがそうなのです。どんなに元気な人であっても、明日突然事故にあい、自由を失うかもしれない。人生はそれぞれにどの程度の長さが与えられるかもわからない。

それなら、毎日を真剣に生きるしかない。

よく、人は二度死ぬといいますよね。一度目は肉体の死、二度目は人々の心から忘れ去られたときだと。それならば、ただ長生きするのではなく、誰かのために長生きしたいと。

自分にとって真剣に生きるとはなんだろうか?考えて考えて考えた結果、行き着いた答えが「人の役に立つ生き方をすること」でした。

自分が役に立てることと言えば、勉強。勉強しかしてこなかったし、勉強くらいしかできることもない。でも、それで誰かの役に立てるなら、役に立ちたい。

そう思うようになり一念発起、体調不良で辞めていた塾講師のアルバイトを再開しました。

そこから1年、生徒指導に全力を投じ指導に当たった生徒たちは全員が志望校に合格。受験生ではない中2生も、点数を30点以上上げることに成功しました。

さらに、不思議な事ですが、気がついたら、難病の症状も、すっかりと治まっていたのでした。今はすっかり元気です。v

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