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「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術」に学ぶ勉強の時間術

読書

「勉強の集中力が続きません!」

よくそんな相談を受けます。

どうしたら集中して、短い時間で効率よく勉強ができるのか。これは私にとっても一つの重大なテーマです。学生さんは学校に行き、部活に打ち込み、友達とつきあい、たまに恋愛もしたい。

そう、学生にはやりたいことがたくさんあるのです。
勉強もできて、部活もして、趣味もする。将来のための活動もする。

効率よく時間を使うにはいったいどうしたらいいのだろう?というわけで、精神科医 樺沢紫苑先生の「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」を読んで、勉強に生かせそうなポイントをご紹介します!

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15 45 90の法則

集中力の上限は15分、次に45分、さらに90分。
小中学校のの授業が45分、大学の授業が90分なのは理にかなっているのですね。

自分で勉強するときは、15分を一つの単位にするとはかどりそうです。
集中力の続かない人は、タイマーを用意して「15分」はかりながら勉強すると良さそうですね。

私も授業を15分単位にして区切ってみようと思います。

 

朝は脳のゴールデンタイム

朝は集中力が高いんですって。夜と比べて何倍くらい違うと思いますか?

2倍くらいかな?

その答え、なんと、4倍だそうです。

これは・・・!朝の時間を有効活用するしかないですね。

作文だったり、論述問題だったり、複雑な文章題など、ちょっと難しそうな問題は朝に解いたらいいですね。

夜は記憶のゴールデンタイム

なんと、勉強のゴールデンタイムはもう一つあるそうです。

寝る前15分は記憶力のゴールデンタイムなんですって!

そういえば生徒さんの社会のテストの点数が突然上がったことがあって、何をしたのか聞いてみたんです。

そうしたら、「夜寝る前に教科書を音読した」とのこと。
これはすごい。読むだけ勉強術ですね!

 

飽きたら場所を変える!

勉強していると、だんだん飽きてくるじゃないですか。
それで「なんて自分はダメなんだろう、ぜんぜん集中力がない」と思ったりませんか?

これって、脳の働き的には仕方のないことのようです。
勉強の集中力が落ちてきたな〜と思ったときに、速攻でできるリセット方法が「場所を変えること」。

脳の場所ニューロンが活性化して、集中力がリセットできるんです。
勉強や仕事って、「ずっと机に張りついているのがいい」みたいな印象がありますが、そうではなく、ドンドン場所を変えたほうがいいのですね。

 

実際にやってみた

で、私もやってみたんです。

具体的には、「夜にインプットして朝書く」というもの。実を言うと、私は書評ブログってあまり得意ではなく、何を書いたらいいんやらで軸がぶれまくります。

そこで、本を夜読んで、朝書くをやってみたところ、、、、

 

なんと、

30分程度で1,700文字の書評ブログが書けました。

それがこの記事です。夜のうちに読んでおいて、朝早い時間に集中して書く。ふたつのゴールデンタイムを使ったブログ術、これは凄いかも…です。

実際私はよる記憶して朝勉強するという方法をよくするのですが、頭に入りやすいし、アウトプットもスムーズに出ていくように思います。朝と夜を上手に使った仕事術はものすごく生産性が高いかもしれません。

 

時間術を学ぶ最大の目的

時間術を学ぶ目的は何でしょうか?

効率よく仕事や勉強をこなすため?

もちろんそれも大切ですね。でも、それが第一ではありません。樺沢先生は言います。

日本人の自殺や過労死が起きる理由は、日本人の労働生産性の低さ、効率の悪い働き方、仕事中心で「自分の健康」や「家族」を犠牲にしたワークスタイルが原因だ、と私は考えます。

(中略)

「神・時間術」のノウハウを実践すれば、「仕事の成功」「家族への愛情」「自分の趣味の熱中」「圧倒的に幸福な時間」、そして「健康」。人生に必要なすべてが手に入ります。

神・時間術「おわりに」より引用

この本が他の時間術と違うのはここです。

仕事中心の生活から脱却して、自分の幸せのために時間を使う。そのために、脳のパフォーマンスを最大に上げて、仕事を効率良くこなす。より多くの人がこの時間術を身につければ、日本人はもっと幸せに生きられる…。

この時間術は、ただ単に仕事をこなすための時間術ではなく、幸せのための時間術なのです。そのコンセプトが素敵ですよね。

私はこれをビジネスマンだけではなく、学生にも言いたいです。学生は勉強が本分。でも、ですよ。私は勉強だけしていればいいとは思っていないのです。

できれば、私の生徒さん、というか学生さんたちには、勉強もしつつ、運動して体力を付けて、遊びもこなし、長期休暇で留学をしたり、恋愛して心を磨いてほしいです。

だから私は、「1日8時間は勉強しなさい」なんて口が裂けても言いたくないんです。もちろん、受験前にそのくらい勉強したくてするのなら止めないのですが、勉強だけを猛烈にやることを強制したくない。

超個人的な話ですが、私は学生時代、勉強しかしてきませんでした。学生は勉強だけしていればいいと思っていたところがあります。
でも、できればもっと広い世界を見てみたかったし、もっと挑戦すればよかったなあ、なんて思ったりもします。だから生徒さんが何かにトライしたいなら、応援したいんですよね。

勉強ができても、勉強しかしない学生時代なんて、つまらないじゃないですか。
もっとこうなりたい、ああなりたい!っていう夢の種は、学校の外にあることだってある。

だから、学校の外を見たり、広い世界を見る時間を作って欲しいんですよね。そのために、できるだけ時間をかけずに、成績を上げる方法を常に考えています。
勉強もしたい。でも、余暇も楽しみたい。うまく両立して幸せに暮らしたい。

そんな方はぜひ、「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」ご一読ください。

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