大人の勉強嫌い克服方法 大人の勉強で大事なのはたったひとつ

こんにちは。佐々木です。

飲み会や交流会で「勉強嫌いの方を対象に家庭教師をしています」と言うと、よく言われるのがこれ。

「今でも勉強が嫌いです。どうすれば勉強嫌いを克服できるのでしょうか?」

おそらく、この質問をしてくる人は、何かしら勉強を開始しようと思うきっかけがあったのだと思います。加えて、学生時代に勉強で何かしら失敗あるいは苦い思いがあるのでしょう…。

なぜなら、大人はもう勉強をしなくていいから。会社に勤めれば仕事は必須だけれど、勉強は必須ではない。だから別に勉強したくないなら、しなくていい。

それでも、「勉強嫌いを克服したい」と思ってこのページを見ているあなたは、きっと何か勉強したいと思うきっかけがあって、勉強を始めたいけれど、なかなかうまくいかない、そうお悩みなのではないでしょうか。

そこで今日は、大人の勉強と子どもの勉強のやる気の違いと、大人の勉強嫌い克服に絶対に必要な条件について書きたいと思います。

大人の勉強嫌いの原因

大人の勉強嫌いの原因は、学生時代の挫折を引きずっている可能性もありますが、それ以上に考えられる原因は、続きにくさでしょう。

当たり前ですが、大人は中学生のように義務教育ではありませんし、テストや受験の日程が決まっているわけではありません。加えて、誰かから強制力がかかるわけでもなく、自己管理で進めていかなければなりません。

しかも、仕事をもちながら勉強をしていくわけですから、時間の管理が難しい。仕事で疲れたら、「今日はまあいいか・・・。明日に備えて休もう。」になりがち。

だから続かない。続かなくて挫折して「またダメだった…自分はほんとうにダメだな‥」と自己嫌悪に陥る。さらに勉強がキライになる…。

最終的には、勉強することさえ嫌になり、途中で諦めてしまう。残るのは自己嫌悪感のみ。という悪循環の人が多いです。

大人の勉強は、とにかく続きにくい。続けることに焦点をおいてみてください。

 

続けるコツとは?

ポイントはたったひとつです。「勉強=快」であることを脳に覚えさせること。

脳には扁桃体という部分があります。ここは生命維持のために情報を見分ける働きをしています。快の対象には積極的に近づこうとし、不快の対象からは遠ざかろうと作用します。

勉強したくない、勉強に対して億劫な気持ちになるのは、「勉強=不快」が定着してしまっているからです。

勉強嫌い克服には、脳の扁桃体の働きを知って、「勉強=不快」から「勉強=快」の状態をつくることがポイントになります。

いいですか?ポイントはひとつだけ。大事なのでもう一度言います。「勉強=快」であると脳に覚えさせることです。

目的を明確に

とにかく続かない大人の勉強。続けるために絶対に必要なことは、何でしょうか?

そのひとつは、強い目的意識です。

考えてみてください。あなたはなぜ、勉強しようと思ったのでしょうか?勉強から、何を得たいと思ったのでしょうか?

勉強を始める前にかならず明確にして、紙に書き出しましょう!(ココ重要)

明確化するまで勉強は始めてはいけません!勢いで始めてはいけません!いいですか、始めてはダメですよ!!!!

勉強することで得られるメリットをできるだけたくさん書きましょう。

ポイントは、自分に正直になること。言い換えると、本音を書くこと。もっというと、ゲスなやつも書くこと

・仕事で活かせる

・給料が上がる

これはすごくまっとうですが、それだけでは足りません。

・部下に尊敬される

・モテる

このように、あまり人には言えない理由もキチンと書いたほうがいいですね。ゲス上等です。キレイゴトだけで人は生きられない。そうじゃなきゃ続きませんから。

なぜ本音を書くことが大切かというと、勉強することで得られることを想像して、ワクワクできるからです。

勉強=快のスイッチを入れるためには、「勉強したらいいことがある」と脳に教えてあげるのも重要なこと。だから、本音をしっかり自覚しておいたほうがいいと私は思います。

 

正直、これだけ理解していただければ続きは読まなくても大丈夫です。

 

・・いえ、ごめんなさい、最後まで読んであげてください。

 

・ゴールを設定する

大学を受け直すと決意したなら、何年度入試に合格したいのかを明確に決めましょう。TOEICを受けるなら、何月にどのくらいのスコアを目指すのか、はっきりさせておきましょう。

強制力がないと、ダラダラと勉強して、なんのためにやるのかがわからなくなって、いつの間にか辞めてしまうものです。

何か試験を受けるのであれば、いますぐ試験を申し込みましょう。申込期間外であれば、申込期間と試験日程をスケジュールに書き込んでおくことをおすすめします。

特に何か試験を受けるわけではない方は、いつまでにどのレベルなのかを明確にしておくといいです。

締切があると、脳内物質ノルアドレナリンが分泌されますので、パワーが出ます。火事場の馬鹿力というやつですね。

反対に、ゴールがないと人間は燃えることが出来ません。軍隊の行進の際には、どの程度の距離なのかを必ず明確にするそうです。距離がわからないと軍隊の疲労度が増すとのこと。

たしかに、目的も距離も分からず「今から走って」と言われたら…結構嫌ですね。

必ずゴールを決めましょう。

 

・小さなことから続ける

「1日2時間勉強する」と決意したとします。すばらしいことです。

毎日仕事をして、自宅に帰って、ご飯を食べて、お風呂に入って、もう夜22時。ここから2時間勉強したら、24時。もう眠いし、勉強どうしようかな~。なんて考えながらボンヤリしているうちに23時になっていた…なんてこと、ありませんか?

正直、仕事をしながら1日何時間も勉強するって、目標としてすばらしいのですが、大変すぎるのです。これではハードルが高すぎて、飛ぶのが嫌になってしまうもの。

続けるためには、ハードルをとにかく下げる。

続けるなら、「5分でいいよ」これを呪文のように繰り返して下さい。まずは5分。少しでいいから、取り組んでみる。「これだけでいいんだ」と思えれば気持ちが楽になります。

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・近くに置く

人間の行動心理学では、「20秒以上かかることは面倒くさい」と思う習性があることが明らかになっています。

勉強を習慣づけたいのなら、20秒で手に取れる場所に教材を置いてみてください。教材を机の上に開いたままにしておくとか、常に見える場所に置くとか、ポスター貼るとか。

すぐに勉強に取り組める環境を作っておけば、勉強に入りやすく、勉強と仲良くなりやすいです。レッツトライ。

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・記録する

学習の記録をつけてみましょう。今日は何を勉強したとか、今日はこのぐらいの量を勉強したとか。記録が貯まっていくと、「自分、こんなにやったんだ」と振り返ることができ、自信になります。

生徒さんたちには、使い終わったノートや鉛筆、インクの出なくなったボールペンを、どこかに貯めておくように言っています。

その量自体が、「これだけ勉強したんだ」と自信を与えてくれます。

 

・徹底的に自分をほめる

「なんで自分はこんなにできないんだ!」と自分を責めていると、勉強→自責が癖になり、勉強そのものが嫌いになってしまいます。

たった5分だけだとしても、たった1ページを読んだだけだとしても、あなたは今日勉強したわけですよ。それってすごいことですよね?

ゼロに何を掛けてもゼロですが、1なら掛け算すれば1以上になるわけです。まずは一歩踏み出したあなたはすごい!えらい!カッコイイ!!!天才!!!

こんな感じで自分をほめてあげましょう。誰かにほめられるのを待っていたら、誰もほめてはくれません。でも、自分で自分をほめるのなら、いつだってできます。

だから自分でほめましょう。

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・ごほうびを用意する

勉強のあとに、自分にごほうびを与える。勉強→ごほうび→快の流れをつくりしょう。ごほうびはドーパミンが出ますので、脳が喜びます。

これを繰り返していくと、いつのまにかステップがひとつ外れて勉強→快に切り替わります。

勉強をしっかりやったら録りためてある海外ドラマを見るとか、コンビニスイーツ食べるとか。ちょっと高いカフェに行ってお茶を飲みながら優雅に勉強するとか。

考えただけで、楽しそうです。

自分で自分をほめるのも、広義での「自分ごほうび」と言えそうです。

・SNSに投稿する

SNSに「勉強しています」と勉強したテキストとノートの写真を投稿してみてください。心理学では、パブリック・コミットメントといって、人前で宣言してしまったことは成し遂げようとする心理がはたらくものとされています。目標を公言したほうがいいと言われるのはそのためです。

さらに、なぜかはわかりませんが、みんな勉強をしている人には優しいのです。とくにFacebookではこの傾向が顕著。「がんばって!」「試験はいつなの?」「わたしも勉強しています」などなど、ポジティブなコメントをやいいね!をくれます。

これ、結構やる気になるんですよね。勉強したくない!と思ったときこそ、カフェで勉強している写真とともに意気込みを投稿してみては?

 

楽しませることを意識しよう

繰り返しになりますが、勉強=快の状態を作ることが、続けるための最大のコツです

大人が「勉強したい」と思うときって、なにか「変わりたい」「自分を変えたい」タイミングなんじゃないかな、と思っています。学生のように強制されるわけではなく、自分から勉強をしたいと思うのには、なにか向上心とか、やりたいこととか、自分を変えてみたい気持ちがあるんじゃないかと思うのです

ですが、一方で「勉強はしんどい」「勉強は苦しい」と思っている人が多いとも感じます。苦しいのを我慢して勉強を始めるけれど、やっぱり苦しいから続かない。

結局、勉強も、できない自分も嫌いになって、何も残らずに終わってしまう。

それってあまりにも悲しいし、勉強嫌いを増幅させて終わるだけです。

 

だから、「勉強は苦しい」ではなく、「勉強は楽しい」にスイッチングできるような、小さな工夫から始めてみませんか。

自分を変えていくのも、自分を向上させるのも、本当はすごく楽しいこと。

だから、勉強そのものを楽しみながら、自分を変えることを楽しんでもらいたいです。

ともに実践しましょう!!

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