お子さんは大丈夫!?50%の中学生が教科書を理解できていない

こんにちは。佐々木です。

ニュースを見ていたら、とんでもないものを見つけてしまいました。

 

中1の半分は教科書を理解できない!?

「公立中学生の約5割は教科書が理解できない」NIIの予備調査で判明

中学生の読解力に関する記事です。

記事によると、中1の約半数が教科書を理解できないと書かれています。

例えば、問題はこちら。

仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。

オセアニアに広がっているのは( )である。

出典:東京書籍㈱ 中学校社会教科書『新しい社会 地理』 36p

 

正解はキリスト教。記事内容によると、公立中学生の正答率は54%。

残り46%は誤答だったのです。

 

中3の4人に一人が教科書を理解できない

さらに、こんな記事もありました。

中3「教科書理解できない」25%…読解力不足

 中1の時点で教科書を理解できない人が半数、さらにそのうち半分、つまり全体の4人に1人は教科書を理解できないまま義務教育を終えてしまう…とのこと。

この結果をどうとらえればいいのでしょうか?

 

教科書が理解できない中学生

実はこの問題については、私も肌で感じていました。

勉強が苦手な中学生は、そもそも教科書が読めないのです。読めていないのだから、理解なんてできるはずがない。

今まで私が見てきた生徒さんで、全教科苦手な勉強嫌いさんはだいたい読解力が足りませんでした。殆どの子が、教科書も、参考書も読めていませんでした。

読んでも、要点を見つけられなかったり、自分の思い込みで誤読するのです。

 

テストで点を取るためには、理解し、記憶し、知識を使えるレベルにまで持っていく必要があるわけですが、そもそも理解できていないのですから、使えるレベルに高められるはずがないのです。

記憶力を上げたいなら準備が肝心!記憶の4つの段階 

2016.05.12

親御さんたちは、お子さんがテストで点を取れない時「社会なんて暗記すればできるはずなのに」と思うかもしれません。

しかし、点が取れない生徒さんは、まずそもそも教科書が読めていない可能性が高いのです。

覚えられたとしても、間違って読んで間違って覚えているかもしれません。

そりゃあ、得点にはつながりませんよね。

子どものテストの点数に嘆くお父さん、お母さん。

お子さんは教科書を読めていますか?

全教科苦手なら、読解力不足かも

学習指導の依頼を頂いた際には、必ず成績表を見ます。

すべての成績が良くない、特に主要5教科がすべて良くはない、得意科目がないお子さんの場合は、読解力不足で学校授業が理解できていない可能性が高いです。

どの教科も良くないということは、授業が頭に入っていないということです。

彼らをなんとかするために塾に入れたり、「勉強しなさい」と発破をかけても、効果は薄いのです。

 

やる気の問題ではない

彼らは往々にしてやる気がなく、親御さんはどうにかしてやる気に火をつけたいと思うのかもしれません。反対に言えば、やる気が出ればなんでもできると。

しかし、教科書が理解できないということは、学校の授業の内容が入っていかないわけですから、やる気を出そうが出すまいが、結果は同じ。「分からない」なのです。

「分からない」だから「やりたくない」。

とてもシンプルですね。

 

読解力が足りない人への対策

彼らに最初にすべきことは、やる気を出せとか、勉強しろと怒鳴ることではありません。

まずは教科書の読み方から。一緒に教科書を読むことから始めます。

一文を読んで、主語と述語を読み取って構造を理解したり、重要なところを線引きしたり、全体から要点を取り出したりと、細部と全体の読み方を教えることもあります。

基礎的なことから、一つひとつ教えて、まずは読解力を鍛えることから。

 

 

もしお子さんの成績が芳しくないのであれば、読解力不足を疑ってください。

 

読解力が足りないお子さんの指導は、一人ひとりと丁寧に向き合い、じっくりと教えられる家庭教師のスタイルが最適です。お悩みの方は一度ご相談ください。

 

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