タイプ別!勉強嫌いの原因と克服する方法4つ 性格別対処法

こんにちは。勉強嫌い専門教育コンサルタント 佐々木です。

私の指導は、
「この子、どうして勉強をしたがらないんだろう?」
「勉強に対して、どんな気持ちを持っているんだろう?」
と、考えることから始まります。

勉強をしたくない子に対して、「勉強しなさい」と強要したところで、勉強しません。

なぜ勉強したくないのか、その根本的な原因を探し、うまく対処する方が解決の近道になります。

生徒さんと仲良くなると少しずつ本音を話すようになります。
勉強したくない理由は人それぞれで、大まかに4タイプの傾向に分けられます。

そこで今日は、勉強嫌いを4タイプに分け、それぞれに合った勉強のはじめ方と、声の掛け方をご紹介します。

 

あなた(あるいはあなたのお子さん)は、勉強の話題になると、どんな反応を示しますか?

 

①「どうせ無理だよ」

②「つまんない、やる意味ない」

③「うるさいなーわかってるよ」

④「興味ない・面倒くさい」

 

では、それぞれ解説していきます。

■その1  「どうせ無理」やる気なし型

 

苦手意識が強いので「苦手」「嫌い」という発言が多い子たちです。
ある時点から授業についていけなくなり、ずっと苦手意識を持ってしまいます。

授業についていけなくなったことや、定期試験の得点や成績が大きく下がってしまったこと、
一生懸命努力したけれども成果が出なかったことがきっかけで、自信をなくすことが多いです。

「私にはできない」「授業についていけない」という発言が出る子はこのタイプかもしれません。
苦手意識がとても強く、数式を見るだけで嫌になる、
ローマ字を見たがらない、などなど。

実を言うと、私が見てきた生徒さんの8割はこのタイプでした。
勉強に自信がない子が、とっても多いのですね。

 

・ポイント

勉強は簡単だということ。

自信を与え、「私にもできるんだ!」と思ってもらえるよう、うまく「演出」することが重要です。

達成感を味わってもらい、褒め言葉をタイミングよく使うことで、このタイプは伸びていきます。

・勉強方法

「できた感」を体験することが最大のコツです。まずは、簡単にできる問題から始めましょう。成功体験を積み、達成感を味わことで少しずつ自信がついていきます。

 

いきなり大きな目標を目指さなくていいのです。

少しずつ少しずつ、取り組む問題のレベルを上げていくと、いつの間にか大きくレベルアップしているもの。千里の道も一歩から。

生徒さんと一緒に勉強しながら、レベルが上ってきたことを示してあげると「こんなにできたんだ!」と達成感を実感できます。

同時にほめられる喜びも経験できるので、だんだんと勉強に興味を持つようになっていきます。

 

関わり方

子どもの勉強嫌いを克服したいなら、できたことに目を向け、しっかりほめる。

人はどうしてもできないことに目が向きがちですが、欠点の指摘は自信を削いでしまうだけ。

その子ができるようになったこと、進歩したことを見つけ、示してあげましょう。成長は自分では気がつけないものです。客観的に指摘されてようやく分かるもの。だからこそ、よくなった点を示して、自信をつけてあげてください。

 

■その2 「本気出してないだけ」 思い上がり型

 

賢くて理解力があり、クラスでは優等生扱い。
それなのに、テストで成果が出ない。
成績が思うように上がっていかない子です。

「今回は勉強しなかったからなー」と
毎回言い訳して、毎回進歩しない。

テストで常に70点~80点を安定して取れるのに、90点の壁は破れない・・・
平均点は越えるけれども向上しないタイプの子たち。

または、それだけの点がとれるのに、評価はいつも「5段階評価の3」止まり。
できればもう少しがんばってほしいですよね。

このタイプは、「学校の授業がつまらない、面白くない」「周りはバカばっかり」のような、
上からというか、少し見下したような発言が時々あることが特徴です。

 

・ポイント

「自信ない」タイプの子とは逆のことをしましょう。
このタイプの子には、その子のレベルに対して「少しだけ」難しい課題を与えてみてください。
プライドが高い子も多いので、自分が遅れをとっていると自覚するとあせりだしますし、
悔しい気持ちから、自分から勉強を始めます。

 

・勉強方法

少々難しい発展問題に取り組みましょう。
ハードルの高いものに取り組むことで「できていないこと」に気がつけるはずです。プライドが高いでしょうから、人から指摘されるより、自分で気がつけたほうが、やる気になります。

解けたものについてはぜひ「説明」してみましょう。

「カンでやった」では困りますので、理解度をチェックすることができます。説明すると理解がしっかりと定着しますし、自信につながるというメリットもあります。

どんなに大変そうでも、ヒントをもらう程度にして、自力でなんとか解いてみます。「自分ひとりでできた!」という達成感を味わうことができるからです。

関わり方

この子のレベルより少しレベルが高い集団塾に入れるなど、その子と比較してレベルが高い子ばかりの環境に身をおいてみてください。

やる気をなくしてしまったら、「やればできる!」とポジティブな声掛けで燃やしてあげましょう。

また、実はこのタイプは普段から優等生なので、ほめられる機会が少ない子もいます。
「あなたの実力なら、必ずできるようになる!」など、実力を認めてあげる言葉が効きます。

ただし、ハードルを高くしすぎないでくださいね。ハードルが高すぎるとあきらめてしまったり(負け戦は好みません)怪我してしまったり(取り返しのつかない状態になってしまったり・・)ぜひ、バランスを見てあげてください。

■その3「うるさいなーわかってるよー」 反抗型

「勉強しなさい」と言うと、理由もなくやだやだと言って、やたらと反抗するタイプです。
言っても反抗するし、だからといって放っておくと…やっぱりやっていない!

とにかく無気力感や反抗心が強すぎる子です。
何か言ってもすぐに反抗する、何を考えているのか、よくわからない子たちがこのタイプです。
反抗期真っ只中の小学校高学年の子や中1・2前半の子に多いですね。

・ポイント

このタイプに「勉強しなさい」は逆効果。
より防衛心が働き、さらに反抗される可能性もあります…。
実はこの子自身も自分の事がよくわかっていなかったりします。
やらなきゃいけないよね…とは思いながら、どうすればいいかわからず混乱してあせり、
その結果反抗してしまう…。なんていうことも多いのです。

 

・勉強方法

このタイプは、自信がなく劣等感から反抗していることも多いもの。
「どうせ私なんて無理」タイプと同じように、簡単な課題から始めて、徐々に自信を高めていくことがうまくいく秘訣です。

 

・関わり方

 

できることが増えたら、ぜひ積極的に褒めてあげてくださいね。

どうしても勉強したがらないなら、思っていることをノートに書いてもらうことから始め、
徐々に机に向かう時間を増やしていく方法もオススメです。

 

どうしても勉強したがらないときは、勉強したくない気持ちを納得行くまで話させ、安心させてあげましょう。

その際のポイントは、「否定しないで共感する」こと。

わがままなことを言っていたとしても、話させるうちに「受け入れてもらっている」と
子どもが気づけば、本心を話し始めます。

親御さんや学校の先生など相手の言うこともきちんと聞くようになりますし、話しているうちにお子さん自身が話しながら気づくこともあります。

しっかりと話を聞いた上で、お互い本音で話し合ってみてください。
また、このタイプは何か悩んでいる、困っていることがある可能性もあります。
(学校?家族?友達?恋愛?またはそのうち複数)

特に女の子は、悩みがあると完全に勉強の手が止まります。そういう時は刺激せずに待つことも大切かもしれません。勉強に対してやる気がない、興味がないように見えますが、

実は勉強のことや成績のことをかなり気にして、傷ついたり劣等感を感じていることも少なくないです。

 

■その4「そういうの、興味ない」 無関心型

なかなか言うことを聞かない、言ってもなかなか動き出さない、無気力感が強い子です。
いつもTVやマンガばかり。

その集中力を勉強に分けてもらえたら天才児なのに!と言いたくなるような子たちです。

勉強が嫌いというわけではない。でも、なんとなくやりたがらない。興味が無い。いつもぼんやりしている。

そのくせ何か特定の分野にだけ強い興味を示すこともある。それ以外にはほとんど食いついてこない子たちです。

 

・ポイント

とにかく「興味を持つ」ことにフォーカスしましょう。
興味が出れば、一生懸命勉強してくれます。

・勉強方法

その子が少しでも興味を持てることから始めるのがコツです。
主要5科目(英語・数学・国語・理科・社会)のうち、将来の夢に関係あるものや、今興味がある科目1科目に集中して勉強してみましょう。
また、このタイプの子たちには、学習参考書や問題集などの「机に向かう」勉強だけが「勉強」ではないことを知るのも一つのポイントです。

関連する書籍やマンガ、、博物館や美術館、TV番組など、勉強らしい勉強よりも、簡単なものの方が入りやすいかもしれません。

 

・関わり方

興味のスイッチが入りさえすればすごい勢いで燃え出し、オタク並の知識をつけることだってあるのがこのタイプです。

現代では勉強に関する面白い動画や、学習マンガなどもたくさん出ています。まずはそういうものを見て、興味を持ってもらうことから始めましょう。

 

興味さえ持てれば、あとは放っておいても勉強します。

 

まとめ

かなりおおまかに分けていますが、お子さんに一番近いのはどれでしょうか?
複数当てはまる場合ももちろんあります。

まずはどうして勉強したくないのかを理解することが、克服の第一歩です!

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